『らーめん本竈』の店舗情報
宮城県にあるラーメン屋。
仙台市宮城野区岩切に本店を構え、また仙台駅直結ビル『エスパル仙台東館』にも支点がある。
石臼挽全粒粉の麺、だしソムリエの資格を持つ店主によるスープをウリとし、メニューはラーメンが醤油、塩、坦々麺、そしてつけ麺は醤油、ゆず塩、胡麻辛とラインナップ、限定麺等もある模様。
そしてトッピングには自慢の海老わんたんを含め、サイドメニューのご飯物も3種と、選択を悩ませる。
岩切本店はJR東北本線岩切駅から約1km、店内はカウンターが7席にテーブルが5卓ほど、人気店のためか待合スペースも人が溢れ、外に並んでいる事もある。
食券機があるため、入店したらまず購入した方が良い。
卓上調味料はホワイトペッパー1つのみ、自信の表れだろう。
『ハーゲンダッツ』の“抹茶黒蜜くるみ”
抹茶黒蜜くるみ
95点
ハーゲンダッツに侘び寂び溢れるバーアイスが登場。
封を開けると真緑色のゴツゴツとしたアイスが顔を出す。
外側はくるみのクランチを散りばめた抹茶チョコレートでコーティング、内側は抹茶アイスクリームでどっぷり、その中には黒蜜ソースが隠されている。
くるみはガリガリ、チョコはバキバキ、合わさってザクザクとした厚めのコーティングは歯応え抜群、くるみの香ばしさと独特のほろ苦風味、そして抹茶チョコレートの超絶な甘味とじわりと響く苦味が力強い。
抹茶アイスはむっしりと適度な密度とエアリー感、そして瞬時に溶けていくクリーミー質感から、スッキリとしながらも深みのある苦味や酸味、抹茶の真髄とも呼べる部分に触れる。
そこに溢れ出す様にとろけ出す黒蜜ソース、ドロリとした濃密な舌触りや口触りから、ほんのり香る苦味とコクのある上質な甘味がぶわりと広がり、一瞬にして味覚を支配していく。
パワフルな質感と味わいの外側、なめらかで洗練された内側とのコントラスト、侘び寂びを堪能せよ。
『井村屋』の“やわもちアイス 大学いも味”
井村屋
やわもちアイス 大学いも味
90点
やわもちアイスに日本人が悦ぶテイストが登場。
蓋を開けるとお馴染みのおもちが五芒星に並び、その間にはキャンディチップと黒胡麻がふんだんに、下には大学いも蜜、そしてさつまいもアイスがたっぷりと。
おもちは粘り気強くモッチモチ、大学いも蜜は厚めでまったりむっちり、その中にはさつまいもダイスも含まれ、グニグニむちむちとした弾力と食感が面白い。
そこに黒胡麻やキャンディチップのザリザリカリカリという歯触りと噛み砕き感、さつまいもアイスのさっくりとしながら溶け出してまったりという口当たりが重なり、おもち、いも蜜、粒、アイスという感触の四重奏が素晴らしい。
さつまいもアイスは非常に爽やかで軽やか、すっきりとした甘味と素朴な風味が吹き抜け、そこにいも蜜のズドンというパワフルな甘味と糸引く様なコク、黒胡麻の香ばしさとホロ苦さ、キャンディの澄んだ甘さ、そしておもちの無機質感が濃厚加減を絶妙なバランスに調整している。
甘党としてはもう少し甘味やコクの破壊力が欲しかったが、この落ち着き加減がまた良いのだろう。
『明治』の“エッセルスーパーカップスイーツ キャラメルショコラタルト”
明治
100点
スーパーカップのゴージャスバージョンにケーキの様なアイスが登場。
蓋を開けると散りばめられたキャラメルクッキー、その下にはチョコレート、そして上層がキャラメルクリーム風アイス、下層がキャラメルアイス、その間にキャラメルソースがサンドされるというキャラメル尽くし。
クッキーは細かく砕かれており一口一口に入り込むかの様で舌に触れればホロホロと、ほのかな苦味を運んでくれる。
チョコレートはバッキバキ、蓋の様に一枚で固まっており、厚みもあってなかなか割り入れられないが、確かな歯応えとパワフルな甘味と苦味を与える。
上層のアイスはキャラメルの風味が分からないもののなめらかな口当たりでむっちり、爽やかな甘味と口溶けでスッキリ頂ける。
下層のアイスも同様の口当たり、それでいてキャラメルのややビターで甘味もじんわりと響く風味を全面に感じられる。
そしてキャラメルソースは寸断したところからとろーんと溢れ出しては掬った先に絡み出し、妖艶な舌触りと全体への浸透力で極上の甘味とコク、軽やかな苦味でまとめていく。
チョコレートの割りにくさはあるものの、これはケーキよりもハイクオリティなのではないかと思ってしまうほどハイクオリティ。
『江戸家』の“半マーボー丼”
『江戸家』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/04/27/100000
半マーボー丼
95点
昼時セットメニューのひとつ。
メインメニューにマーボー豆腐定食はあれど、マーボー丼を食せるのは11時-14時のランチタイムの特権である。
提供されて驚くのは『半』という意味であり、どう見ても『全』、白米220gほどの上にマーボー豆腐がたっぷりとかけられている。
餡はゆるめでじんわりと白米に染み込みingであり、豆腐のぷるぷる感、餡のまったり感が素敵な口当たりを演出する。
中には細切りの豚肉と椎茸も入っており、しっかりとした弾力の豚肉の旨味、弾力のある椎茸の風味も存在感を見せている。
味わいはしっかりと辛め、唐辛子や醬等の辛味とコクと旨味が暴れ回っており、発汗必至、完食必然というエンディングが待っている。
辛味を和らげる半そばの優しい味わい、そして香の物として胡瓜の漬物3切れも素敵なアクセントとなる。
これでこの価格は正直言って頭おかしいと思う。
『江戸家』の“かき揚げ丼”
『江戸家』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/04/27/100000
かき揚げ丼
85点
昼時セットメニューのひとつ。
11時-14時のランチタイム限定でかき揚げ丼が提供されるが、かき揚げはトッピングにあるものと同じかどうかは不明。
かき揚げは1個と2個を注文出来、まずは1個を注文。
提供されるや否や目を見紛うかき揚げのボリューム、大きめの皿を覆い尽くすかの様な歪なフォルムは凶暴さすら感じる。
下には白米220gほどが盛られており、もはやセットメニューの域を超えている。
かき揚げの上にはほんのり甘めの天つゆがかけられており、ザクザクの衣にじんわり染み込んでは歯触りのアンバランスを産んでいる。
具材は人参、玉葱、白菜、長葱、牛蒡等と多種多様、素材の食感や旨味が走馬灯の様に駆け巡ってはその食べ応えに悶絶する。
少し薄味なため、卓上の醤油や唐辛子で刺激を加えたり、半そば・小そばのつゆを用いても良いだろう。
よほど自信がある者のみ、かき揚げ2個への挑戦が許される。
『江戸家』の“半そば”
『江戸家』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/04/27/100000
半そば
90点
セットメニューについてくるおそば。
お椀に入っており、あたたかいものとつめたいものを選択出来る。
ちなみに他セットメニューにある“小そば”も同様である。
蕎麦は中細角型のストレート、ボリュームもあってスルスルとはいかないまでも、コシがしっかりあって非常に食べ応えがある。
つゆはカエシが効いたしっかりとした塩味と旨味だが、やや薄めに調整されているのか汁物として最後まで飲み干せるセットメニューのありがたい存在となっている。
具材はワカメ、天かす、長葱、そしてワサビ。
勢揃いの薬味で毎回違った口当たりになるのも一興、是非ともざるや盛りで頂いてみたい。