『和だす』の“豚キムチ蕎麦 冷”
『和だす』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2021/02/12/100000
豚キムチ蕎麦 冷 大盛 2辛
95点
限定メニューの一つである辛い蕎麦を注文。
麺は【温】と【冷】から選べ、少し気温も高かったので【冷】を選択。
蕎麦の量も大盛無料であり、また辛さは1〜3の3段階で選べる模様で、ここは中間をチョイス。
蕎麦は平皿に盛られ、その上に煎り胡麻を散らし、そして豚肉とキムチをのせ、長葱と刻み海苔を飾る。
蕎麦は中太角型のストレートややうねり、固めに締められてムチムチの力強い弾力、風味もパワフルで食べ応えがある。
食べ方のススメもあり、まずはオーソドックスに蕎麦つゆで頂き、魚介節の淡くもふくよかな味わいと僅かに淡口の醤油がほど良く、蕎麦の風味も損なわずに食せる。
豚肉は冷たく固めで脂も浮いており、そのまま食べると脂の味わいが強く、蕎麦つゆで「洗う」とようやく甘味が滲み出てくる。
キムチは2辛にも関わらずかなりの辛味であり、毛穴が開いて口の中がヒリヒリしてくるのが分かり、蕎麦や豚肉、つゆと共に頂くことで丁度良い旨味に変わっていく。
食べ方のススメ2段階目はラー油、つゆに注ぐのはやや気が引けたので、蕎麦にかけて頂くと胡麻の香ばしい風味と油の旨味、僅かな辛味が交わって清純派からややワイルドな顔を見せる。
そして3段階目はミヤギシロメの豆乳を投入、大豆の味わいをダイレクトに、そしてクリーミーな味わいとコクをプラスされた蕎麦つゆは、まろやかな旨味の塊で蕎麦をふんわり包んでくれる。
さらには豚肉の脂やキムチの唐辛子も染み込んだ終盤のつゆは様々な旨味が入り混じっており、序盤とは全く異なる色を魅せているのである。
最終段階は魚介節の淡い風味が香るあたたかいダシを入れて残さずゴクゴクと、五臓六腑に染み渡るとはまさにこのこと。
ここのイレギュラーな蕎麦はどんどん食べたくなるから不思議。