純 くずもち
甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★
苦味 ★
食感 ★★★★★
95点
夏の河を流るるのは笹舟、くずもちをのせてゆらりゆらりと。
笹舟を模したトレーにプレーンくずもちときな粉を添え、蓋を開ければぷるぷるのくずもちが顔を出す。
皿に盛ってきな粉を振りかけ、いざ食べようとすると表面の粘り気、そして跳ね返すほどの弾力、ようやく千切り取って口に運ぶと、柔剛入り乱れたぶにぶに食感が口の中で飛び回る。
澄んだ優しい甘さがスンッと染み込んでいき、そこにほろほろきな粉の力強い甘味とほのかな苦味が合体、様々な味わいが濃淡の甘味を際立たせる。
抹茶よりもプレーンの方がより甘く、個人的には好ましい。
