『まんみ』の“酸辣湯麺”
『まんみ』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2020/11/27/100000
麺 ★
ス ★★★★
肉
玉
他 ★★★★
85点
酸っぱくて辛いラーメンの代表。
野菜やお肉たっぷりの熱々餡を上からたっぷりかけ、スープは赤く染まり、ルックスはお世辞にも華やかとは言えない。
何と言っても匂いを嗅いだだけでむせ込んでしまう様な酸味とインパクト、果たして食べられるのか不安に駆られる。
麺は中太丸型のストレート、多加水系のモチモチ感、柔らかくふわふわとした麺は熱々でまったく啜れず、もう少し固めで提供してくれても良かったか。
スープはとろみとさらさら感が絶妙に混在、辛味は見た目ほど強くなく、やはり酸味が一際目立つが、醤油のコクに具材である野菜や肉の旨味も相まって鍋の様なふくよかな味わいを成している。
具材は人参、筍、白菜、椎茸、豆腐、豚肉らと多数、それぞれが素材の味を力強く出し、餡に包まれるもしっかりとした食感を残している。
個人的にはやはり豚肉の肉々しい味わいと、椎茸から溢れ出るパワフルな旨味、筍の軽やかな食感と風味が好ましい。
そして麺を食べ切った後のスープは酸味も抑えられてまろやかに、とろみも強まって味わいが凝縮されたソレは最高の一杯に近いレベルになっている。
序盤こそ厳しい戦いとなるが、徐々に慣れては幸せな空間に引き込まれていく。