『京都祇園ボロニヤ(パン・京都府京都市東山区他)』の“はんなりデニッシュ(チーズ)”
1979年、京都市東山区古川町にある『京栄食品(株)』がボロニヤソーセージを販売して人気を博し、同店が新しくデニッシュパンを考案し、新たなお店の商号として名付けられたのが『京都祇園ボロニヤ』である。
デニッシュ食パンの元祖として永年親しまれ、生地にバターを練り込んで何層にも重ねて焼き上げ、今やお取り寄せメニューとして全国的にも人気となっている。
メニューとしてはプレーンをはじめ、生地にチョコ、チーズ、抹茶など、様々なフレーバーを練り込んだものが多種多様にあり、食パンとしては3斤や1斤、またバラ売りでの“はんなり”シリーズなどもある。
姉妹店として杜の都・仙台に2019年出店し、宮城県は仙台市若林区蒲町、国道4号線沿い、北から南への上り方面左手にあり、蒲町への交差点付近にある。
駐車場は4台ほどとの事。
はんなりデニッシュ(チーズ)
甘味 ★
塩味 ★★★
酸味 ★
苦味 ★★
辛味 ★
食感 ★★★★★
90点
チーズを生地に練り込み、デニッシュ様に焼いたパン。
催事物で購入し、1包装に2枚入っている。
綺麗な正方形の様に模られたパンは、耳部分となる外側には焦げ色が施され、中は所々にチーズの様な発色が見受けられる。
断面を見ると穴ぼこが開いており、デニッシュの様に柔らかく膨らんでいるのが分かる。
外は少し固めながらカサカサとして歯切れよく、中は乾きめでもふわふわ、それでいて跳ね返す様な弾力も併せ持っている。
麦の風味から溢れ出すチーズの塩気交わる香り、優しい風味の中で非常に贅沢に感じられる。
そのまま食べても十分だが、トーストしたり他の具材を合わせたりすれば、尚良いとの事である。