『福田パン』監修の“あんバターサンドクッキー”

 岩手県は盛岡市で1948年に創業した『福田パン』。

ソフトフランスパンと呼ばれるコッペパンを主商品に置き、挟むトッピングは約50種類にも及ぶとの事。

盛岡のソウルフードとして、県内はおろか全国にも名を馳せている。

そんな福田パンが監修し、お土産として製品化されたのがこちら。

あんバターサンドクッキー

甘味  ★★★★

塩味  ★★

酸味  

苦味  ★

食感  ★★★★★

90点

定番商品として根強い人気と圧倒的支持を得ているのが“あんバターサンド”。

実物はコッペパンの中に粒餡とバターが挟まれているのだが、こちらはクッキー生地があんバタークリームを優しくサンドしている。

クッキーは薄くもないのだが、サクサクのシャリシャリで非常に軽やかな食感で面白く、クリームはあんこが練り込まれながらまったりしっとりとしている。

クッキーの香ばしさと控えめな甘味が実は鋭く、クリームはバターの塩気とあんこの甘味が混在するが、あんこの風味が僅かに香るほどで、かなりバターを押し出した洋風な仕上がりになっている。

実物に寄せたとの事であったが、実物の味を忘れつつあるために評価は難しいが、これはこれで大変良い品だと思われる。

岩手県は盛岡駅構内と、東北自動車道のSAで購入出来る。