ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『朝市さかば(食堂・石川県輪島朝市)』の“能登ふぐ丼”

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石川県は輪島市、朝市通りにある食堂。
当日朝に買い付けた新鮮な魚介食材を丼や定食で提供している。
特に「能登丼」と言われる、奥能登コシヒカリや水、新鮮食材を使用し、能登産の器や箸で頂ける丼も用意されている。

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店内は腰高の椅子を用いたテーブルやカウンターが20席程度、入店してすぐに食券機で購入するスタイルで、水もセルフである。
朝市は8時〜12時が基本営業だが、このお店は7時30分〜15時で営業しているため、朝食、昼食、ちょっと小腹が空いた時でも足を運べる。

 

能登ふぐ丼

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100点

 

天然ふぐ漁獲高日本一である輪島で、いわゆる「能登丼」として提供されているふぐ丼。
ふぐの身を厚く切り捌き、軽く茹でて山芋とろろを敷いた酢飯の上にたっぷりとのせ、ポン酢風味のタレをかけて細葱を散らす。

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軽く締まってブリッとしたふぐの身は、箸で持って感じるその重み、そして柔らかな弾力性、頬張れば半生加減でジューシー、ふぐの淡白さと肉味が重厚ながら、爽やかなポン酢ダレと葱でさっぱり頂ける。
山芋独特の素朴な甘味や旨味と、ゆるくねばついた食感は海産物とも相性抜群、ふぐの身を優しく包み、米との絶妙な繋ぎ役にもなっている。
さらに添えてある大葉の酸味や苦味、わさびの辛さも味を引き締め際立たせるアクセント、卓上の醤油で味わうも良し。


そして付け合わせのお味噌汁も、昆布の香りが十二分の風味で、細い海藻類のぷるぷるプチプチとした食感も乙。
小ぶりではあるが、能登で海鮮丼や能登丼を食べる事を考えれば極めてリーズナブルである。