『朝市さかば』の“日替わり能登丼”

『朝市さかば』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/05/29/100052

日替わり能登丼

90点

季節の旬な魚介を漬けにし、酢飯の上に山芋とろろ、そして漬けを乗せ、刻んだ胡瓜、大葉で敷いたわさびを添えた丼。
この日はヒラマサというアジ科最大の魚を醤油に漬け込んだぶつ切り身を用意、むちむちとした歯触りと反発のある肉質、醤油のコクも重なって旨味が高まっている。

山芋のトロトロ具合もヒラマサにまとわりつき、口の中でなめらかまろやかに身が踊り、芋の甘さが身の旨味を引き立たせる。
胡瓜の爽やかな香りとシャキシャキとした歯応えが身とも山芋ともマッチ、大葉の鮮烈な風味やわさびの凛とした味わいが、素材の新鮮な堪能具合を維持させている様な気がする。
付け合わせのお味噌汁も、昆布のダシの風味と海藻類のぷるぷるプチプチ具合が丼の味や食感と非常に合う。
小ぶりでもこれで1000円以下となれば、他所の海鮮丼は何なのだろうと思ってしまう。