『麺や 椿』の“支那そば 味玉トッピング”
『麺や 椿』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/11/24/100000
支那そば 味玉トッピング
麺 ★★★
ス ★★★★
肉 ★★★
玉 ★★★★
他 ★★★
80点
イチオシされているメニューをいただく。
器には昔ながらの支那そば風で具材もシンプル。
麺は中細丸型のストレートややうねり、加水率は高く表面ぷるぷる、噛めばぷっつりもっちりの柔らか質感で、優しい口当たりである。
スープは淡い色味の清湯系、豚のコクと鶏の旨味が淡い色味からギャップを感じるほどの濃厚なコクと塩味を与えてくれ、浮いた鶏油から脂感も十分伝わってくる。
具材はチャーシュー、長葱、なると、トッピングの味玉。
チャーシューは豚ロース肉を煮豚様に締め込み、肉身はむっちりと弾力もありつつ、ほろほろと柔らかい質感から豚の甘味と旨味が滲み出る。
長葱は小口切りで多めにどっさり、そのままではシャキシャキで辛く、スープに浸せばジャクジャクと甘く、爽やかな酸味で濃口スープに良い涼を与える。
なるとは風情あり、味玉は丸々1個、割ってみれば鮮やかなダークオレンジ、ぷりぷりと固めの白身とまったりこっくりとした濃厚卵黄の組み合わせ、塩味がやや勝つが落ち着いた味わいに。
味変としては卓上のペッパー系もさることながら、別皿で提供されたおろし生姜が良い存在感、好みでスープに溶かしてみては、生姜の辛味や苦味をまとった風味が素敵なアクセントとなり、スープに異なる彩りを与えてくれる。
リーズナブルな一杯で困った時に選択しそう。