『ラーメン居酒屋 あんず』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/04/14/100000
特製ラーメン 塩
麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★
90点
味玉とチャーシュー2種が2枚ずつと、具材が豊富な特製ラーメンを塩でいただく。
麺は中細角型のストレート、加水率はやや低めで全粒粉入り、表面はややふんわり、中はややもっちりとした弾力で、全体的に柔らかめの蕎麦を食べている様な印象。
スープは清湯系、鶏や魚介の旨味を存分に引き出したスープに深みのある塩味、優しい口当たりでスッキリいただける。
具材はチャーシューにヤングコーン、メンマ、ライム、小葱、糸唐辛子、味玉。
チャーシューは鶏と豚の2種、鶏はハム様に胸肉を低温調理したものをスライスして2枚、しっとりとした口当たりにむっちりとした絶妙な弾力、鶏の旨味は十分に、黒胡椒の香ばしさと塩味もしっかり付与されて絶品の位置にある。
豚はロース肉をじっくりロースト、表面は炙られて中は身がじっくり締まったハム様でムッチムチ、醤油系のコク深い塩味が豚の旨味とマッチしていく。
ヤングコーンはカリコリで良い箸休め、メンマは短冊型でじっくり染み込んだグニグニ系、胡麻油の風味と塩味が良い。
長葱のジャキッと感と爽やかさ、糸唐辛子のほのかな辛味、ライムはじわりじわりと風味をスープに染み出していく。
味玉は丸々1個入り、白身は柔らかめのぷりんぷりん、黄身は半熟のトロトロ、めんつゆ系の甘味と塩味が合わさった味わいで理想に近いクオリティになっている。
味変としては卓上の胡椒を使っても良いのだが、個人的にはライムを絞る事で柑橘系の刺激的な苦味と酸味がスープに溶け込み、一口一口違った顔付きを見せるのが非常に良く、その旨味を堪能した方が良いと思われる。
他のスープも試してみたくなる、そんな良質な一杯。