『支那そば 分田上 仙台本店』の“味玉支那そば”
『支那そば 分田上 仙台本店』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/10/14/100000
味玉支那そば
麺 ★★★
ス ★★★★
肉 ★★
玉 ★★★
他 ★★★★
80点
支那そばの味玉トッピングメニュー。
お椀の様な器で素早く提供される。
麺は中太で丸みを帯びた角型のややちぢれうねり系、全粒粉入りで加水率はやや高め、表面はぷるぷるのぴろぴろ、噛めばアルデンテの様なもちっとした芯残し感覚。
スープはややとろみがある様な濃厚こってり質感、魚介の風味がファーストインパクト、次いで豚骨のふくよかな旨味と濃いめ醤油の強塩味が猛追、麺にも十分染み渡る。
具材はチャーシュー、メンマ、長葱、海苔、そして味玉。
チャーシューは豚バラ肉を角煮様に煮て表面を炙ったものをスライスして1枚、しっとりとしていてハムの様な口当たり、しかしハム過ぎて肉質の弾力や脂身とのコントラストが物足りなくもあり、香ばしさや塩味もやや弱めな印象。
メンマは褐色となった短冊型が8本ほど、しなしなとしてくったりとしながら、その柔らかい食感からコクのある塩味が滲み出し、非常に旨味がある。
長葱は粗微塵にされてスープに溶け込み、どこを掬ってもレンゲの中に入り、シャッキリとした歯応えと鮮烈な辛味が刺激的で良く、海苔は付け合わせ程度の存在感。
味玉は丸々1個入り、表面固めで中はぷるんとした白身、そして輝かしいゴールドイエローの黄身は半熟でまったり、味付けは控えめで玉子の素朴な風味を存分に味わうスタイルか。
味変として卓上のかぼす酢が非常に有能、キリッとエッジの効いた様な酸味が濃いめのスープを緩和し、クドさがみえる後半をサッパリ爽やかに過ごさせてくれる。
本店とこの仙台本店で同じ味やクオリティなのかは気になるところだが、料金は良心的。