『麺屋とがし 本店(移転、旧・龍冴)』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/06/23/100000
龍冴飯
100点
ご飯物メニューのひとつ。
かつての店名を掲げるメニューであり、大ぶりな器に白米230gほど、その上に豚バラ肉の生姜焼きにイベリコ豚のチャーシューブロック、そして大量の長葱と小葱が添えられる。
豚バラ肉の生姜焼きは肉身も柔らかく玉葱もトロトロ、生姜の風味が充満する中で醤油の塩味に具材の甘味が溶け出し、絶妙な甘辛加減が完成している。
豚バラブロックは表面を炙られてカリッカリのトロットロ、程良く染みた醤油系の塩味と豚の甘味、そして香ばしさが合わさるミックスデルタがご飯を誘わないワケがない。
葱類はシャキシャキで青みも辛味も万全でサッパリとした緩衝材、白米にもお肉のタレや脂が染み込んでおり、薬味はクドさを妨げるありがたい存在。
しかし、店員が「マヨネーズが合いますのでどうぞ」と勧めて備えてくれるため、使用しないワケにはいかず、マヨのコクやら脂感やら塩味やら酸味やらとがもう全てを取っ払って優勝してしまうのである。
コストが高い分、ボリュームもクオリティも流石、これを注文するなら麺量は並盛である事をオススメする。