『鶏そば江なや』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/05/12/100000
濃厚鶏白湯ラーメン 醤油 味玉トッピング
麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★
90点
看板メニューの濃厚鶏白湯ラーメンを醤油でいただく。
麺は中細角型ストレート、加水率はやや低め、全粒粉入りでパッツリとした歯切れ、ムチムチと弾力もあり食べやすく親しみやすく、スープも絡みやすい。
スープは底が全く見えない正に鶏白湯、ほんのりドロリとした液質はあの『天下一品』を彷彿とさせる口当たり舌触りであり、鶏の臭み等はほとんどなく、鶏の旨味をとことん凝縮、そこに醤油のまろやかな塩味を加えた様な味わいでクドさはほとんど感じられない。
具材はチャーシュー、メンマ、海苔、玉葱、青葱、そしてトッピングの味玉。
チャーシューは鶏胸肉を使用したレアを2枚、低温調理されてしっとりとしてつるんとした表面、肉質はむっちりと柔らかさと弾力を兼ね備えた極上品、味わいはほんのり塩味を香らせる程度で鶏の旨味を堪能する。
メンマは穂先を使用して1本のみも、くったりとして柔らかい歯触り、それでいてコリコリとして質感が実に良く、味わいよりも実感で魅了する。
海苔は小ぶりで1枚、玉葱は微塵切りでスープに浮かび、シャッキリとしては辛味も強めで鮮烈、青葱は彩り鮮やかでジャッキリとし、こちらも良い香りと青味。
味玉は丸々1個入り、白身は柔らかくぶりゅんぶりゅん、黄身もほぼ生に近くとろーりもたもた、醤油系の塩味が濃く、これだけで白米1杯はいただけそうな濃厚さとクオリティを発揮している。
味変としては卓上の多彩な調味料を駆使して良いのだが、スープが徐々にぼんやりとした味わいが色濃く、そこに刺激を与えてくれるものが良いだろう。
特にニンニクは強いパンチ力で鶏白湯にも相性抜群、さらに少しラー油の香ばしさが強い自家製辛味、黒胡麻の香ばしさと辛味がじんわり響く黒炒り七味などが個人的にはオススメか。
鶏の旨味を存分に楽しめる一杯。