『ラーメン 鶏華』の“煮卵濃厚ラーメン”
『ラーメン 鶏華』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/05/19/100000
煮卵濃厚ラーメン
麺 ★★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★★★
100点
ラーメンの“濃厚”の方を煮卵(味付玉子?)入りでいただく。
底が狭く深いタイプの器で登場、鶏白湯のいかにと濃厚そうなゴールデンスープが注がれている。
麺は中太で幅広角型のうねり系、加水率はわずかに高めで表面ぷるんと食感もちもち、うねり部分が唇や口腔内を面白い様に刺激する。
スープはコクのあるまったり感、所々に浮いているのは鶏の脂や皮目のミンチでぷるぷるとした口当たり、丸鶏から出たダシに鶏油、そして深みのある醤油と、塩味は控えめながら上質で濃厚なスープは旨味抜群である。
具材はチャーシュー、メンマ、海苔、長葱、イタリアンパセリ、そして玉子。
チャーシューは鶏モモ肉をカットして1切れ、表面はしっとりして肉身はむっちむちの弾力、ほんのりレモンの様な柑橘系の香りを忍ばせつつ、鶏本来の旨味に付与された程良い塩味でもはや一品料理の域である。
メンマは太めの角柱型が2本、表面はわずかに炙られてコリンとした絶妙な歯応え、油や塩味よりも筍の甘さを静かに感じ取れる。
海苔は彩りやバランスを整えつつ箸休めに、長葱は白髪で爽やかな青味と辛味を、そして珍しいイタリアンパセリは濃厚な口周りを一旦リセットしてくれる爽やかさを持っている。
玉子は半分に割られて1個分、白身はぷりぷりの質感で黄身は絶好の半熟加減でまったりゴールデンオレンジ、白身には塩味がじんわり染み込み、黄身は素材の風味とコクの要素が大きいか。
味変としては卓上のペッパー類が妥当、旨味抜群のスープは最後まで飽きずに飲めそうだが、ややクドさを感じれば投入すると良いだろう。
鶏の旨味を最高に感じられる衝撃の一杯。