ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『えにしや。』の“えにしや。ラーメン”

宮城県仙台市宮城野区高砂東北医科薬科大学附属病院、しまむら付近に店舗を構えるラーメン屋。

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「元気印」と謳う由縁は丁寧かつ威勢の良い接客にあり、何かの度に声を掛けたり、深々と頭を下げる様は好感に値する。

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店名になっている“えにしや。ラーメン”や、“坦々麺”、さらには仙台名物である“麻婆焼きそば”らも揃える豊富な麺のバラエティーや、ご飯もの、餃子と半ライスのセットなども揃える。

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昼と夜の2部営業制にて、夜はアルコールも多種多様に備え、晩酌セットやラーメントッピングのおつまみらもあり、お土産として焼きそばやご飯ものもお持ち帰り出来る。

 

席はカウンター5席、椅子席12席とやや手狭のため、昼時はすぐに満席となる。

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卓上には酢、ラー油、ラーメン胡椒らの調味料が並び、餃子やメニューへのアクセントに用いよう。
店外には砂利道に駐車場が10台程度あり、停められない時は大概満席なので覚悟すべし。
ちなみに、定休日は水曜である。

 

えにしや。ラーメン

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麺 ★★★
ス ★★★
肉 そぼろ

他 ★★★★
85点

 

1番人気、その名の通りの看板メニュー。
醤油ラーメンの上に中華風の麻婆茄子の餡をかけたラーメンで、大ぶりな器の中に食欲を唆る色合いが飾られる。

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麺は中太角型のややうねり、多加水系のモチモチピラピラ、ふわふわとした歯触りと歯応えが餡を絡んでマッチングする。
スープはベースに魚介豚骨のあっさり醤油を注ぎ、その上に麻婆茄子のピリ辛餡が全面を覆う様に流れ込む。
餡には4つ切りにされた茄子、ごろごろとした粗挽きそぼろ、微塵切りにされた筍に小葱が散らされる。
味噌の甘味やコクに中華風の麻辣の辛味が控えめにふんわり、挽肉の力強い弾力からほど走る旨味と塩気、筍はシャッキリとした歯応えを超えると香り高い風味と甘さが立ち上る。
ベースのスープと麻婆のMIXは完全に混じり合うワケではなく、濃淡具合を個々人で調節出来るのは幸いだが、若干淡めか。
好みでラー油を足して辛味増し、お酢を足してさっぱりと、どちらにも傾ける万人受けの味わいが人気の秘訣だろうか。
ご飯との相性は後述で。