『東池袋 荒井 大勝軒』の“麻辣坦々まぜそば”
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/07/16/100047
麻辣坦々まぜそば
麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 なし
他 ★★★★
85点
まぜそばメニューのひとつ。
メニュー表にサンプルが表示されておらず、その割にシビレやニンニクの有無等を選択させられ、特大皿に辛そうな和え麺、そして野菜やらの具材がふんだんに入れられて運ばれる。
麺は中太で丸みを帯びた角型のうねり系、加水率は低めで表面もちもち、噛めばがっしりとした強いコシと歯応えで非常に良い食べ応え。
麺には辛めのタレと魚粉が合わさり、コクのある辛さがビリリと刺激的、魚粉のややエッジの効いた苦味や旨味を重ねた風味が麺全体を絡んでいる。
具材は挽肉、野菜炒め、メンマ、長葱、玉葱。
挽肉は甘辛いタレと共に炒められ、ゴロゴロとした口当たりと肉厚のジューシーさに、ふくよかな甘辛さが付与され、さらに肉の旨味と十二分で大変ハイクオリティ。
野菜炒めは主にもやし、そしてニラと人参、ほんのり火が通ったシャキシャキスタイルで、塩味もほんのりついているが、タレや卓上の拉麺胡椒などで味を追加しても良いか。
メンマはやや平たい角型で、柔らかめでクニクニとした食感、胡麻油の風味と甘めの味わいが広がり、素敵な箸休めとなる。
玉葱はかなり粗めの微塵切りで、生のシャキシャキ具合もあるが辛味もあるため、苦手な方は麺に絡めて少し熱すると良いだろう。
長葱は薄めの輪切りで、麺に絡んでジャクジャクと非常に良い歯触り、爽やかな青みも辛味を少々和らげてくれる。
麺量も多く終盤はややクドさもあるため、卓上の酢などで味変をしても良いかも知れないし、辛味が足らない方はラー油を追加するのも乙だろう。