ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『東池袋 荒井 大勝軒(ラーメン・宮城県仙台市若林区南小泉)』の“角煮つけ麺(大盛)”“味玉トッピング”

宮城県仙台市若林区、荒井のケーズデンキ付近にあるラーメン屋。

f:id:gurunaBB:20190714205031j:image
ルーツはかの有名な『東池袋大勝軒』であり、創始者である山岸一雄さんの写真もある事から、間違え様はなさそう。

f:id:gurunaBB:20190714205054j:image
元祖が“特製もりそば“としているメニューは“つけ麺”、“中華そば”としているメニューは“らぁめん”に名を変え、醤油ベースに加えてみそ、辛味、まぜそばなども揃える。
つけ麺、らぁめんは大盛まで無料で増量可能。ごはん物もライスだけでなく“塩豚丼”などを準備され、餃子やメンマと一緒になったセットメニューもある。
トッピングは定番物に加えて角煮、辛し、生たまごらもあり、好みの味わいを堪能出来る。

駐車場は10台以上あり、先に食券制、店内はカウンター7席×2と6人掛けほどのソファーテーブル席が8卓。

f:id:gurunaBB:20190714205112j:image
卓上には調味料として醤油、酢、ラー油、黒胡椒、唐辛子、おろしニンニクが並ぶ。

 

角煮つけ麺(大盛400g)
味玉トッピング

f:id:gurunaBB:20190714205145j:image

麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★★★
85点

 

つけ麺に角煮がついた角煮つけ麺、そこに味玉をトッピング。
つまり、つけ麺に角煮と味玉をトッピングしたワケである。
麺は大盛400gまで無料、この上の特盛600gは別途料金となる。

f:id:gurunaBB:20190714205210j:image

麺は中太角型のややうねり、やや低加水系で表面ツルツル、モチモチプッチンの弾力、自家製が成す癖のない上品さ。

f:id:gurunaBB:20190714205226j:image
つけ汁は大勝軒らしく酸味とほのかな辛味が効き、魚介ベースに豚骨風味の濃口醤油味、椀の中にチャーシューやトッピングの味玉らの具材が入り込み、それらの風味もつけ汁に溶け込み、様々な味わいを構築している様。

その具材はチャーシュー、味玉、海苔、メンマ、なると、小口切り長葱ら。

f:id:gurunaBB:20190714205247j:image
チャーシューは豚ロース肉を1cm幅ほどで大きくスライスした物と、端切れの様なブロックが数個入っており、つけ汁とは異なるカエシ様タレの風味が確かに染み込み、力強い歯応えと共に超絶な旨味を運んでくれる。

f:id:gurunaBB:20190714205258j:image
角煮はホロホロと柔らかく箸でも容易にほぐれ、純和風の甘辛さに酢も含めた僅かな酸味が、頬張ると口の中で踊り出す。
チャーシューも角煮も脂身が全然クドくなく、しっかりと煮込まれているからこそ、その甘味というか旨味というか、至高の味わいに悶絶寸前である。

f:id:gurunaBB:20190714205314j:image
味玉は丸々1個入り、割れば黄味はしっとりとして濃淡混じる鮮やかな色合い、白身はぷるぷるで味気薄く、黄味はそのコクに塩味が染み込んでじっとり濃厚。
メンマは細めでしんなりくたくた、胡麻油の風味が細部まで行き渡っている。
葱の爽やかさや海苔の風味、なるとの趣深さも昔ながらの懐かしさを感じ、最後まで満足出来る品。

麺400gとなると少し飽きもくるため、個人的には胡椒の香ばしさ刺激が非常にありがたかった。