『つけ麺屋しずく』の“全部入り魚介つけ麺”
『つけ麺屋しずく』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2021/09/13/100000
全部入り魚介つけ麺
麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★★
90点
濃厚魚介系のつけ麺をトッピング全部入りで頂く。
デフォルトは海苔1枚程度だが、全部入りでは海苔追加、味玉とチャーシューも追加されている。
麺量は3段階から選べ、今回は中間量をチョイス、さらにはあつもり、ひやもりも調整可能であり、真夏日だったためひやもりを。
麺は中太角型のストレートほんのりうねり、加水率は低め、全粒粉入りで歯触りは固めだが適度な弾力で噛み切りやすく、麦の風味も強い。
つけ汁は濃厚魚介系であり、魚介と豚骨のダブルスープに強めの醤油ダレ、中には半月切りの長葱が多数入り、中央には魚粉がこんもり、パワフルな塩味に豊満なダシの風味、そして魚粉のやや苦味のある香りが味わいを深くする。
具材は麺上に海苔、チャーシュー、味玉、つけ汁にチャーシュー、メンマ、長葱が入る。
チャーシューは厚切りされた豚バラ肉が3ブロック、箸で持つと崩れてしまいそうなほどホロホロに煮込まれ、頬張ればしっとりむっちり、塩味がしっかりと染み込んで絶妙な味わい、豚の甘味や旨味も十二分に引き出され、最高クラスのチャーシューと言える。
つけ汁内のチャーシューは同類でやや小ぶり、つけ汁がじっとり染み入ってチャーシュー本来の味わいは良く分からないが、これはこれで素敵な箸休め。
味玉は蔵王地養卵を使用して丸々1個。白身は濃い褐色、黄身は鮮やかな橙色で、固めの白身は塩味もじっくり、熟した黄身は絶妙な半熟具合でコクのある濃厚な味わいを醸すが、塩味の染み込みは控えめか。
海苔は麺に引っ付いているため、麺と一緒に磯の風味を感じて頂ける。
メンマはつけ汁を吸い込んでクタクタ、クニクニとした歯応えが良いアクセント。
つけ汁は多めのため、最後は棚上のスープ割ですっきりとした魚介の香りをほんのりプラス、麺とチャーシューはかなりのハイクオリティ。