『みそや源兵衛』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/03/22/100000
とろこく味玉味噌らーめん
麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★
90点
1番人気のノーマルメニューに味玉がトッピングされたメニュー。
摺鉢状の器に白濁のラーメンが入って運ばれてくる。
麺は中太丸型のストレート、加水率はやや低めながら表面はツルツル、噛めばどっしりとコシがあり、もちもち食感が特製配合麺の真髄か。
スープは「青源味噌」に動物系や野菜といったダシがブレンド、濃厚でコクもあり、味噌の甘味や塩味が純粋に溢れ出て非常に飲みやすい。
具材はチャーシュー、野菜類、味玉、とろこく味噌。
チャーシューは西京味噌を漬け込んだ豚バラ肉を1cm厚ほどに切り、注文を受けてから焼き上げるという味噌漬け焼豚、しっとりとした口当たりとむっちりずっしりとした弾力、漬け込んだ味噌の味わいはスープに覆われてあまり分からないが、豚の甘味や旨味に味噌の風味が僅かに重なるほどの味わいか。
野菜類はもやし、キャベツ、長葱らであり、シャキシャキと歯応えを残しながらも塩味などの下味はじっくり染み込んでおり、それでいて青味なども所々で光って良いアクセント。
味玉は半分に割られて1個分が入り、白身はぷりぷり、黄身はじっとりとした半熟加減、おそらく味噌で漬け込んだのであろう味噌に似た甘味と塩味とコクが黄身に乗り移り、珍しさもあって絶妙。
煮崩れたものは安価でトッピング可能だそうなので、注文前に確認しても良いか。
とろこく味噌はこのお店の真骨頂、塩味よりも甘味が強いソレはまったりとながら爽やかで、スープに溶かし込む事でコクや旨味が徐々に高まり、さらに上質のスープに変わっていくのである。
味変は特に不要な印象で最後まで飽きずに飲めてしまうのであった。