『大志軒』の“上淡麗味噌麺”
『大志軒』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2021/04/24/100000
上淡麗味噌麺
麺 ★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★
玉 ★★★
他 ★★★
85点
“淡麗味噌麺”に味玉とチャーシューを追加、海苔を増量したメニュー。
大きな器には混濁したスープが注がれ、味玉がちょこんと乗せられている。
麺は中太角型でうねり、加水率は高めでふわふわもちもちぷっちんの食感、スープはよく絡む。
スープは味噌ベースで動物系スープと合わせられ、背脂量も4段階から選べるため今回は「ふつう」、味噌のまろやかなコクに豚の力強い風味が重なり、濃厚な旨味が口や舌を超えて体の隅々まで染み渡る。
具材はチャーシューが2種、メンマと長葱、海苔が3枚、味玉。
チャーシューはデフォルトの豚ロース肉に加えて豚ハム様が追加され、ロース肉は肉が締まってむっちりジューシー、魚介系の様なダシを含んだ塩味がじんわりと広がる。
豚ハム様はしっとりとしてぷるぷる、噛めば弾力も強いが、味わい自体は淡白であり、味噌スープによく浸して食すと良い。
味玉は半分に割られ、黄身のゴールドグラデーションや白身の褐色具合は鮮やかながら、味わいは塩味や風味が味噌にかき消され、コクもほんのり感じる程度、黄身の質感だけが残っている。
メンマは短冊型に薄く切られ、くったりと柔らかく、胡麻油の風味がふんわり、海苔は磯の香りを運んでくれ、3枚もあると贅沢な気持ち。
長葱は相当薄く切られ、スープを十二分に吸い込んでは爽やかな辛味を提供してくれる。
ハムと味玉の追加はそこまで欲しがらなくても良さそうだが、この味噌スープはパンチがあってまた食べたくなる魅力を持っている。