『らーめん よっちゃん(仮)』の“味玉鶏白湯しお”
『らーめん よっちゃん(仮)』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/01/30/100000
味玉鶏白湯しお
麵 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★★
90点
一番オススメである鶏白湯をしおで、そして味玉トッピングで頂く。
大きな擂鉢状の器に華麗に盛られた具材、そしてクリーミーな色合いのスープが顔を出す。
麵は中細角型のストレート、加水率は低めで表面ぷっつり、噛めばもちもちでぷりぷりとした歯応え、全粒粉入りにてほのかな風味も感じられる。
スープは鶏の旨味が凝縮され、そこに鶏油を増して十分乳化させたクリーミーな口当たり、鶏の旨味と共に塩ダレの澄んだ塩味を堪能出来、塩ダレであるからこそ鶏の風味を損なわずに感じられるのだろう。
具はチャーシュー、葱類、カイワレ大根、海苔、メンマ、トッピングの味玉。
チャーシューは薄めにスライスされた豚肩肉様で、薄めながら肉身は締まってむっちりとした口当たり、味わいはほとんど皆無であるため、スープに浸すと塩味が増して良いだろう。
葱類は小葱と微塵切りの玉葱、小葱のシャキシャキ感と玉葱のシャリシャリ感とが絶妙な口当たり、特に玉葱はそのままでは生感が強いが、スープを染み込ませれば甘味も香りも一層風変わりする。
海苔は細かく柔らかい口当たりで風味も優しく、メンマは隠れているが中に穂先が4-5本、しんなりとしながらシャキっとした強めの歯触り、そして胡麻油を含んだ豊富な香りがまた良い。
味玉は丸々1個入り、固めの白身を割ってみると黄身が半熟でトロリと流れ出て、醤油が強めのカエシが十分に染み込んだ絶妙な塩味とコクが何とも言えない破壊力である。
後半はややクドさが増すが、海苔が徐々にスープに染み込んで磯の香りが緩和したり、また卓上の酢を加える事で味わいを変える事も可能である。
鶏白湯はハイクオリティ、是非違う味も確かめてみたい。