『石臼玄麦自家製らーめん丸竈』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/01/27/100000
鶏白湯らーめん しょうゆ 半熟塩たまごトッピング
麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★
90点
定番メニューを注文。
塩としょうゆ、そして辛(50円増)とあるが、ここはしょうゆをチョイス。
摺鉢状で底が深い器に様々な具材が入った白湯ラーメンが登場。
麺は中細でやや丸みを帯びた角型のストレート系、加水率は低め、全粒粉入り、やや固めの表面とスープの纏い加減、舌触りや口への吸い付き具合等々、非常に感触が良く、それでいて麦の香りも華やかで大変好ましい麺。
スープは色濃く濁った鶏白湯、鶏ダシの濃厚な旨味と濃いめでまろやかな塩味はクセになりつつ、ややぼんやりともして、やや味が強くクドい印象があるも麺との相性は良い。
具材はチャーシュー、メンマ、長葱、玉葱、トッピングの半熟塩たまご。
チャーシューは2種類、鶏胸肉を用いた鶏ハム様のまんまるレアチャーシューは口当たりしっとり、噛めばむちむちの歯触り、鶏の旨味と程良い塩味。
もうひとつは薄めで大きな豚ロース、肉身はほんのり締まるが柔らかくてむっちり、豚の甘味や旨味に下味が優しく付与され、箸休めに丁度良い。
メンマは珍しい正方形、厚みもあって固めでカリコリ、胡麻油と筍の風味が鮮烈で素敵。
葱類はジャッキリとして青みが強い長葱と、シャキシャキから少し火が通って柔らかくなるも辛味が強い玉葱と、どちらも濃いめのスープには欠かせないバイプレイヤーに。
トッピングの玉子は丸々1個、白身はぷるぷると柔らかく、黄身は1/4ほどの熟し加減でトロトロ、塩たまごとあるだけあってシンプルな塩味が非常に強く、これだけで白米をいただけてしまうほどのパワフルさがある。
味変として卓上のペッパー類を使用するが、ブラックペッパーの方が香ばしさが強く、ぼんやりとしたスープの輪郭を明瞭にしてくれて良い組み合わせになる。
鶏白湯しおの方がもう少し味わいも控えめで良いのかも知れないが、これはこれで良い。