ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『らーめんくろく織』の“元祖東京油そば”

『らーめんくろく織』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2021/01/21/100000

 

元祖東京油そば 大盛

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麺 ★★★★
ス ★★
肉 ★★★
玉 ★★
他 ★★
75点 

 

東京名物らしい油そばの元祖なるものを頂く。


器には麺がたっぷり300g、そこに多くの具材がのせられている。

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麺は中太幅広のちぢれうねり、加水率は高めで表面ピロピロの噛めばむっちり、立体構造で噛む度に異なる食感を呼んでいる。


スープはないものの底には油とタレが合わさって溜まっており、絡めて頂くと麺に醤油ダレの塩味が染み込み、それを油がコーティングしてまろやかな口当たりとコクが生まれる。

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具材はチャーシュー、味玉、角形に刻まれた長葱と薄切りされた青葱、そして上から振りかけた唐辛子。


チャーシューは豚バラが塊様に1枚、混ぜ込まれて細かくなっては脂も麺の温かみで溶け出し、ぶりゅぶりゅの肉片がほんのり甘味と旨味を滲み出している。

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※写真はつけ麺から転用


味玉は半分だけ入り、白身はぷりぷりで黄身は濃熟、それでいて魚介の風味が染み込んでいるが、やや臭みが強く出てしまい、食感が完璧なだけに勿体ない。

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※写真はつけ麺から転用


好みで酢とラー油を追加し、酢が脂っこさをやんわり中和しながら酸味で味にキレを、そしてラー油がさらなる脂味と辛味をマシマシにしてくれるが、フードコートならではのため途中の味変が難しく、十分コントロール出来ないのが残念。


どの辺りが元祖かは分からないが、麺が心地良いため油そばは良いメニューだろう。