『油そば なかまち』の“油そば”
『油そば なかまち』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/04/18/100000
麺 ★★★★★
ス ★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★★
90点
麺量は200g、300g、400gと選べ、料金は統一されている。
麺は中太角型のちぢれ系、加水率は低く全粒粉入り、もっちりとした歯触り、がっしりとした歯応えがあるものの、そのちぢれと弾力といった食感は実に心地良く、最高級の賛辞を授けたい。
底の方に僅かに油の溜まりを確認出来るが、麺自体にもほんのりと醤油系のカエシ風味が付与されており、そのままでも十分頂けるほどのクオリティに仕上がっている。
具材はチャーシュー、味玉、メンマ、小葱。
チャーシューは豚バラ肉の表面を軽く炙って5mmほどにスライスしたものを2枚、しっとりとした歯触りから脂のトロミ、肉のむっちり感、僅かに塩味を染み込ませた下味とを堪能出来るが、やや脂がクドイ印象もあり。
味玉は半分に割られて半個分、黄身は絶妙な半熟加減でトロンと、白身もプリッと柔らかみの中に弾ける具合、塩味が優しく響いて良い箸休め。
メンマは角柱型で大きめの2本、しっとりとして柔らかいものの歯応えはコリコリ、胡麻油の香りとやや甘めな味わいが実は好み。
小葱はたっぷり、じゃくじゃくとした鮮烈な食感と青味は油感の多い味わいの良い緩衝材、しかし混ぜ合わせてもなかなか麺とは絡まないので注意。
卓上調味料を駆使して味を整えるのだが、タレはほぼ醤油で塩味をプラス、辛味は唐辛子がシンプル、ラー油が香りも強くて良い仕上がり、拉麺胡椒は独特の香ばしさで刺激的であり、酢は油感を和らげて酸味でさっぱりと、マヨはさらなるコクと油の向こう側へと誘ってくれる。
このクオリティでこの価格なら全然良いと思われる。