『明治』の“抹茶ふんわりサンド”
明治
抹茶ふんわりサンド
100点
京都宇治総本家の「辻利」とコラボレーションしたアイス。
ブッセ様の生地がミルクアイスをサンドし、双方に抹茶を練り込んで、中心部分には粒餡を眠らせている。
やや湿り気があって脆く崩れやすい生地はふんわりふわふわ、適度なしっとり感に変わっている。
ミルクアイスは密に詰まりながらも良好な口溶け、ブッセ生地と混ざり合ってブロックケーキの様な口当たりにさらに変わる。
粒餡は柔らかく潰してねっとりと、まとわりつく様な粘りが濃厚な質感を演出する。
抹茶の上質な風味は奥深い渋さと苦さ、そして引き立たせる様な爽やかな甘さが広がり、そこにあんこのズドンというパワフルな甘味とコクが響く。
和の真髄を洋風にモデルチェンジしたかのクオリティ、コスパは世界最高峰か。