ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『賣茶翁』の“みちのくせんべい”

宮城県仙台市青葉区春日町東北大学病院の正門前の通りをまっすぐ南に進み、定禅寺通りの手前、左を向くと現れる老舗和菓子店。

f:id:gurunaBB:20191020162835j:image
かつて煎茶を販売していた禅僧『売茶翁』と親交のあった初代が、その名を頂いたと言われている。

f:id:gurunaBB:20191020162848j:image
“どら焼き”や“みちのくせんべい”を主商品としながら、季節の上生菓子も販売しており、店内に4卓ほどある座敷席で頂く事も可能。
人気商品は午前中で売り切れてしまうこのも多く、また店舗は毎月1日と16日を定休日としているため、ご注意を。

 

みちのくせんべい

f:id:gurunaBB:20191020162745j:image

甘味 ★★★
塩味
酸味 
苦味 ★
食感 ★★★★★

90点

 

看板商品のひとつでもあり、薄く簡易的に包装された小ぶりな豹柄模様のそれは、中がほんの僅かふっくらとしている不思議なそれである。

f:id:gurunaBB:20191020162812j:image
表面は乾燥しているのだが、唇や舌、上顎に触れるとじわじわとふやけていき、軽く押しただけでバリンと砕け、少しエアリーな、モナカにも似た様な食感をみせる。

f:id:gurunaBB:20191020162821j:image
香ばしさの奥に、純朴な甘さと深いコクを軽やかに感じ、しっかりとした味わいでもクドさを感じずに堪能できる。