『ラーメン二郎』の“小”
『ラーメン二郎』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/05/13/100029
小 麺硬め 他は普通
麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★
玉
他 ★★★
95点
仙台店の小を麺硬めで頂く。
令和初日であったが、12時時点で並び、どうやら86人目らしい。
人数調整等にて途中10人ほど追い抜かせて頂き、麺硬めをコール。
13時50分に着席、待つ事5分ほどで提供、コールはデフォルトで。
丼いっぱいに麺とスープ、その上に野菜を一掴み分のせ、刻みニンニク一掬い、豚バラチャーシュー2枚を添えている。
麺は極太幅広うねり型、低加水系で表面はぷるんとしながら、噛めばグニグニガシガシの強歯応え。
スープは醤油タレに豚をベースとしたダシ、さらにはチャーシュー漬け込みダレと謎の白い粉をプラスし、豚の甘味と醤油のコクや塩気がマリアージュした、いわゆる二郎スープ。
豚脂がスープを所狭しと泳いでおり、レンゲで掬われる度に体内の脂濃度が増していく。
野菜は大量のもやしと少量のキャベツがシャキシャキの状態でのせられ、そのままでは味気ないが、特濃スープに浸し、唐辛子や胡椒を振り、足らなければ醤油を回し掛けても良いだろう。
豚バラチャーシュー改め豚は1〜2cm幅程度に切られ、トロトロ脂身は多くも肉質はムッチリと締まり、醤油風ダレにしっかり漬け込まれた上で、二郎スープに泳がされてさらなる旨味と破壊力を増している。
ニンニクは細かく刻まれて山の様になっているが、残っていると後半が辛くなるため、徐々に崩してニンニクの風味や辛味も溶け込ませながら頂くと良い。
最後はスープを半分ほど残して終了、これ以上飲むと死期が迫る様な危機感を体が感じている。
かつては「不味いけど旨い」と感じていたが、安価で多量、ハードなスープと麺と具材のバランスは保たれ、味覚の掛け合わせというより単純に最短距離で旨味を表現しているその味わいに、人は魅せられるのだろう。