『一品堂』の“一品堂ラーメン”
『一品堂』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2021/05/27/100000
一品堂ラーメン
煮たまごトッピング
麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★
90点
丼に海苔やほうれん草と言った、いわゆる家系の景色がみえる豚骨醤油ラーメン。
麺は太麺をチョイスし、角型ストレートのややうねり、ゾゾゾっと啜れて加水率は低めでもっちりむちむちのやや固め、弾力も強く食べ応えがある。
スープは濁った黄金色、濃いめの豚骨ベースと濃いめの醤油ダレ、豚らしいワイルドな甘味や風味、醤油の強い塩味、野菜らのコクとが合わさった様な濃厚な味わいで、家系の中でも醤油が強めの印象である。
具はチャーシュー、海苔、ほうれん草、長葱、そしてトッピングの煮たまご。
チャーシューは豚バラ肉を丸く巻いて薄切り1枚、しっとりとした柔らかい歯触りから、噛むとむっちりと身が締まり、弾力の中から豚の旨味と醤油ダレの塩味がじわりじわりと顔を出す。
海苔は2枚、風味良く麺と絡めて良し、スープを吸わせてライスと合わせて良し。
ほうれん草は彩り鮮やか、クタクタでスープを染み込んでは適度な青味を運び、長葱は薄い輪切りで爽やかな辛味をアクセントに。
煮たまごは丸々1個、割れば中から黄身がとろけ出す半熟具合、白身のぷりっとした弾力、黄身のなめらかな舌触り、塩味の強いカエシが染み込んで白身も黄身も濃いめの良い味わい。
味変でパンチが欲しければ卓上のおろしニンニクで調整するが、辛味や苦味を考慮して入れ過ぎには十分注意。
また辛味噌もコチュジャン風の辛味が増されるため、スープの風味を損なわない様に吟味しよう。
家系好きは納得の味だろう。