ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『麺屋とがし本店』の“とがしの濃厚つけ麺(黒・麺特盛)

『麺屋とがし本店』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/04/22/100056

 

とがしの濃厚つけ麺(黒・麺特盛)

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麺 ★★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★
卵 ★★★
他 ★★★★★
95点

 

本店と名乗り出した「とがしグループ」の総本山がもっともオススメしている、いわゆるトッピング全部のせの“とがしの〜”スタイル。
新たについた“濃厚〜”というネーミングだが、従来通りの味をそのままに提供しているそうで。
ちなみに“濃厚〜”とつかないメニューは、従来よりもあっさりしているとの事。
白(海老)、黒(魚介)、赤(辛味)から味を選べ、麺量も茹で上げ前の量から並盛200g、大盛300g、特盛400g、激盛1kgを無料で選択できる。
好みからやはり黒、そして腹具合から特盛をチョイス。

 

大皿に麺とトッピング、椀に長葱を浮かべたつけつゆがたっぷりと。

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麺は自家製の中太角型ややうねり、低加水系で表面ツルツル、噛めばモチモチのグニグニという強い弾力、啜りやすい様に通常よりも短めに切られている。

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つけつゆは魚介のダシやエキスや粉末等がふんだんに使用され、濃いめの醤油ダレ、そして濃厚豚骨スープとが混じり合ったドロ系、力強い塩気にパワフルなブシの風味、豚のまろやかな旨味が押し寄せる。

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具は麺皿にチャーシュー、味玉、茹でキャベツ、海苔3枚、つゆ椀にメンマ、長葱、玉葱。

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チャーシューはホットプレートで直前に焼かれたむっちり豚バラとしっとり桜色ローストポーク、単体では肉のから滲み出る甘味や旨味や香ばしさ程度であり、つけつゆに浸して始めてその真髄を発揮する。

味玉は縦半分に割られ、白身も黄身も固くなるほど漬け込んだのだろうが、やはり「とがし本店」の味玉は黄身のまろやかさも塩気も薄めであり、つけつゆに浸す事で食感と黄身の風味を改めて確認出来る。
キャベツは一口大でシャッキリと厚め、そのままでは爽やかな甘味と青み、つゆを潜らせて和風バーニャカウダー気分。

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海苔は濃厚つゆにあっさりとした風味をもたらしながら魚介ダシとマッチ、メンマは角柱型で太さはまちまちながら柔らかな弾力と豊かな風味、長葱は麺に絡んで爽やかさを運び、玉葱は一口小に刻まれて小気味好い食感がステキな箸休めに。

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麺量400gは途中でつけつゆがなくなってしまい、1杯まで許されるおかわりを使用、アツアツのつけつゆで気持ち新たに頂き、最後はブシの柔らかな風味を香らせるスープ割を注ぎ、たっぷりと飲み込む。
麺とつゆだけなら県内最強は揺るがせない、そんな食後感。