『喜多方らーめん 一平 仙台店』の“ラーメン“
『喜多方らーめん 一平 仙台店』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/12/15/100000
ラーメン
麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 なし
他 ★★★★
90点
おすすめのランキング入りではないが、定番のラーメンを注文。
麺は中太平型のちぢれうねり、加水率は高めで表面柔らかくぷりぷりとした柔らかさ、ウェービングで歪な形状が唇を軽くあしらい、噛むとモチモチプッチンと小気味良い弾力を感じる。
スープは底が見えそうなほどの淡さで、濃口の醤油の塩味とコクに魚介系の淡麗感、豚骨の濃厚感が程良く混じり合い、丁寧で鮮やかな旨味が広がる。
具材はチャーシュー、メンマ、長葱、なると。
チャーシューは豚バラ肉を5mm幅ほどにスライスしたものを3枚、脂身はぷるぷると柔らかく、そしてトロトロのとろけ具合、肉身はしっとりむっちりとした歯触りからジューシーで溢れる甘味と旨味、塩味もほどほどに半永久的に食べてしまう上質さを併せ持つ。
メンマは細く長めの平型で、しんなりとしながらコリコリとした歯応えで、適度な箸休めとなる。
青葱は輪切りでシャキシャキと、濃口醤油に爽やかな青味で対抗し、口周りにサッパリ感が訪れる。
なるとはおそらく喜多方の『喜』の字が描かれており、味わいは至ってノーマルである。
味変としては卓上の胡椒一択だろうが、辛味と塩味をプラスしながら上品さはそのままに。
こってりが好きな方は“じとじと”か。