『仙台中華そば東京や』の“中華そば 醤油”
『仙台中華そば東京や』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/03/30/100000
中華そば 醤油
麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★
他 ★★★
85点
オーソドックスな中華そばを醤油で頂く。
皿の上に丼がのり、彩りや具材から昔ながらの中華そばという印象を受ける。
麺は中細角型のストレート、加水率は僅かに低めで、表面はモチモチで歯切れはプッツリ、噛めば強い弾力とコシで啜りやすく食べやすい。
スープは濃いめの色合いで味わいも濃いめ、脂がほんのり浮いて口当たりはまろやか、魚介系のややエッジや苦味の効いた風味がやや強いものの、鶏や豚等の動物系のコクや旨味も含み、そこに濃口醤油の塩味が重なっている印象。
具材はチャーシュー、メンマ、長葱、味玉がデフォルトで付いている。
チャーシューはレア感が残るロース肉1枚と切れ端の様なブロック様が一片、むっちりしっとりとした質感で口の中に吸い付いてくる様、噛んでも弾む様な歯応えで肉汁と染み込んだ塩味も滲み出て実にジューシーである。
メンマは大ぶりで角柱や平型のものが混在しながら7-8本と多めに入っており、コリコリとした食感とやや甘めの風味が良い箸休め、長葱の青みや質感も濃いめのスープの中で光る。
味玉は割られて半個ほどが入り、仄暗いスープに浮かぶ朧月の様で、白身はぷりっと黄身は3/4ほどが熟してまったりと、味わいは淡くほんのり甘さを感じる程度か。
終盤はその塩味がややクドくも感じられるが、ペッパーらの辛味と風味によってスープは引き締まりをみせるため、好みによって少し加えても良さそうである。