ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『豚ソバ妖怪 飛燕』の“熟成ロマン中華そば 煮卵入り”

『豚ソバ妖怪 飛燕』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/10/20/070000

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熟成ロマン中華そば 煮卵入り

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麺  ★★★★★

ス  ★★★★

肉  ★★★★★

玉  ★★★★★

他  ★★★★

95点

 


オススメされていた熟成ロマン中華そばを煮卵入りでいただく。

 

器には昔ながらの中華そば風が盛られている。

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麺は中太やや丸型のちぢれうねり、加水率はやや高めで表面はぷるぷると柔らかく唇を刺激し、噛めばむっちむちとしたコシと弾力で非常に食べ応えがある。

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スープは魚介と豚骨の旨味をベースに深みのある濃口醤油ダレを合わせ、油分は少なめであっさりと見せながら力強い塩味と濃厚な風味で押し通す。

 

具材はチャーシュー、メンマ、長葱、海苔、煮卵、そして生姜。

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チャーシューは豚バラ肉を煮豚様に仕込んで2-3cm幅ほどにカットした一切れをズドン、脂身は柔らかくほぐれつつ、肉身はしっかりとしたむっちり歯応え、二郎系を思わせる豪快さながら、豚の旨味を十分引き出すための最低限の下味具合でどこかお上品にも感じる。

 

メンマは細切り角型が15本程度、しんなりとしながら芯もしっかりと残してグニグニモキモキ、醤油系の塩味が強くオツマミとして成り立つ程の染み込み具合である。

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長葱は小口でジャキジャキと鮮烈、海苔も1枚で磯の風情をほんのりと。

 

煮卵は半分に割られて1個分入り、白身は柔らかいぷるぷる食感、黄身は鮮やかなオレンジグラデーションで絶妙な半熟加減、濃厚なコクと濃い目の塩味でこれまたオツマミ仕様な仕上がりに。

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生姜は徐々に溶け込んでは爽やかな辛味と苦味、そして味わいの締まりを演出してくれ、少しずつ和のテイストが強みを見せて来る。

 

味変として卓上の昭和コショウを終盤に投下、スープの顔付きが僅かに変わるほどの塩味がベースで、飽きがなければ何も入れなくても堪能出来そう。

 

ちぢれ麺をしっかり堪能出来る丁寧な中華そばという印象。