『中華そば 太平楽 六丁の目店』の“あごだしラーメン 小”
『中華そば 太平楽 六丁の目店』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/11/17/100000
あごだしラーメン 小
麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★
玉 無
他 ★★★★★
90点
あごだしと手もみ太麺を用いたラーメンを注文。
器にはカラフルかつ多彩な具材と背脂がたくさんのったラーメンが登場。
麺は中太のちぢれうねりのイレギュラー、加水率は低めで表面ぷるぷるのぶりゅぶりゅで噛めばむちむちもっちもち、まるでコシの強いうどを口にしているかのような錯覚と、唇や歯で感じる凹凸や弾力がなんとも心地良い。
スープはあごだしで取られた淡麗かつ深みのあるすっきり醤油ベース、そこにたっぷりの背脂がぷるぷるとした質感とコクと脂味をもたらし、こっくりとした濃さを生み出している。
具材はチャーシュー、メンマ、長葱、サヤエンドウ、海苔。
チャーシューは2種で豚ロースと豚バラが1枚ずつ、ロースは低温でじっくり仕込まれた様な身の締まりとしっとり歯応え、あっさりとした塩味と豚の香りが優しい。
豚バラもじっとり煮込まれて型崩れもせず脂身も肉身も美しく、脂のトロトロ感と肉身のむっちり感との柔らかい口当たりから、濃い目の塩味とコクがふくよかに溢れ出る。
メンマは極めて細く刻まれた珍しい形、コリコリとした質感と滲み出る胡麻油の風味と甘さは絶品おつまみにも成り得る。
長葱も非常に薄く刻まれて青さも爽やか、スープを吸い込んでジャックリじゅわじゅわ感も大変趣深い。
サヤエンドウも鮮やかな緑で適度に熱されてポリポリ感MAX、甘みすら感じる青味は最高の箸休めになり、海苔の存在感と安心感も健在である。
味変は卓上の多様な調味料を駆使出来るが、旨味を増すラーメンダレ、香味を増すペッパー系あたりが選ばれやすいか。
あごだしではないメニューも確認したい。