『長町ラーメン』の“長町ラーメン(煮玉子入り)”
『長町ラーメン』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/06/17/100000
長町ラーメン(煮玉子入り)
麺 ★★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★
90点
看板オススメメニューを頂く。
提供される寸前、ホールスタッフが「器が大変お熱くなってますので」とカウンター上から中継プレーをしてくれる。
昔ながらのラーメン器に注がれているのは昔ながらの中華そば、湯気が立ち込める。
麺は中細角型のちぢれうねり系、加水率は低めで全粒粉入り、表面はややパッツリで噛めばプッツリモチモチ、シコシコとしたしっかり歯応えがファーストコンタクトからカーテンコールまで常にハイクオリティ。
スープは醤油味に魚介のダシ、そしておそらく豚骨系の動物のダブルスープで、淡麗でありながらふくよかな旨味がぶわりと広がり、塩味と風味のバランスが絶妙である。
具材はチャーシュー、メンマ、長葱、海苔、煮玉子。
チャーシューは豚バラ肉をロールして1cm幅ほどに切った綺麗な切り株様、むっちりとした歯触りにホロホロとした柔らかさ、ぷるぷるの質感から摺り込まれた黒胡椒の香ばしさや軽やかなハーブの香り、そして豚肉の旨味が滲み出る。
メンマは細めの短冊型、硬めでカリコリとした食感に胡麻油の風味、長葱は輪切りでジャクジャクとして辛味と爽やかさがスープと合わさって良い。
煮玉子は半分に割られて1個分が既にスープに浮かんでおり、まるでお月様みたいな黄金のまんまる卵黄は半熟でトロトロ、プルプル白身と共に柔らか過ぎて吸い込む様に頂け、スープに負けない甘めのカエシダレがしっかり染み込んでいる。
味変としてペッパーを加えれば刺激的な風味で味も締まるが、入れずに麺とスープを最後まで堪能した方が良いと個人的には思う。
次はワンタンを忘れない様にしたい。