『麺屋 小十郎 名取店』の“味玉つけ麺”
『麺屋 小十郎 名取店』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/07/07/100000
味玉つけ麺
麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★
他 ★★★★★
95点
つけ麺メニューの味玉トッピング付き。
野菜量、ニンニク量、アブラ(脂)、カラメ(味の濃さ)などの調整が可能で、今回は全て普通をチョイス。
お盆に麺とつけつゆ、麺器には味玉が乗り、つけつゆには具材がたっぷりと。
麺は中太幅広のうねり系、加水率はやや低め、中華麺というよりは蕎麦に近い様な風味や口当たりで、表面柔らかくぷるんとむちっと、するすると食べやすい。
つけつゆは豚骨醤油にニンニクの風味が加わったもはや二郎、味濃い醤油に豚の甘味と旨味が凝縮され、ニンニクのパワフルさを重なって濃厚な二郎スープが出来上がっている。
具材はつけつゆにチャーシュー、野菜、麺器に味玉。
チャーシューは二郎らしい極厚豚肉が2枚、バラ肉とロース肉の様な印象ではあるが、どちらも2-3cmほどの厚みでムチムチのホロホロ、柔らかみから肉の旨味が弾け飛び、つけつゆが染み込んで最上級に仕上がっている。
野菜はもやしや白菜がたっぷり、つけつゆの中に沈み込んでいるためスープの味わいがじっくり浸透、適度にくたり、ジャクジャクとした食感と野菜の風味が実に味わい深い。
味玉は丸々1個、白身は柔らかめながらぷるぷる、黄身はやや固めの3/4熟オレンジグラデーション、まったりとした口当たりから卵黄のコク、そしてめんつゆ系かみりんの風味がやや尖った淡い味付けで適度な箸休め。
味変として卓上調味料を使用したいが、濃いつけつゆを適度に緩和してくれる術がなく、最後はつけつゆを残して終了、スープ割があってもややキツい印象。
二郎系のつけ麺を堪能出来る貴重な一杯。