『ラーメン堂 極』の“味玉きわみちゃんラーメン”

『ラーメン堂 極』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2021/12/22/100000

味玉きわみちゃんラーメン（太麺）

麵　★★★

ス　★★★

肉　★★★★

玉　★★★

他　★★★

75点

きわみではなくきわみちゃんを味玉入りで頂く。

すり鉢状の器で提供され、想像以上に黒々としたラーメンが現れる。

麵は太麺と細麺から選べ、今回は太麺をチョイス。

太め丸型ストレートややうねり、加水率は高めで表面ぷりっとしてふんわりと柔らかめ、噛めばもっちりと弾力も程良くあり、何より熱々である。

スープは豚骨ベースに魚介を合わせたものだが、節の風味が強烈であり、魚介ベースに豚骨を合わせた様なものである。

節のえぐみにも似た渋さや苦味が主張され、そこに豚骨がまろやかさを生み、醤油ダレが濃い塩味をもたらしてくれる。

具はチャーシュー、メンマ、長葱、海苔、そして味玉。

チャーシューはバラ肉を煮込んでから炙ったものをスライスして2枚投入、ほろほろとして箸で持ち上げただけで崩れてしまう柔らかさ、タレがしっかり染み込んで甘味と塩味は十分、炙った香ばしさもある。

メンマは短冊型の定番、香りは控えめでくったりとして柔らかく、長葱はやや粗めの小口切りで、シャキシャキとした食感と辛味が濃い目の味わいの中で光る。

味玉は丸々1個入り、白身はぷるぷるで柔らかく、黄身はドロンと適度な半熟加減、塩ダレが染み込んだ様な深みのある塩味が十分染み込んでいる。

味変として無料トッピングの辛ニンニクとマー油は追加注文し、辛ニンニクは唐辛子の様なスパイスとおろしニンニクのブレンドで、辛味と苦味が良いアクセント、マー油は黒々としてはいるが風味はそこまで強くなく、香りを楽しむ程度か。

いずれにせよ節の主張が強過ぎて様々な具材も調味料も全て節に染まっているという様な感想で、豚骨のみの“きわみ”も試したいところ。