『民家食堂ラーメン処 ま心 えんどう』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/06/16/100000
特選手打ち塩ラーメン
麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★
他 ★★★
85点
オススメのメニューをいただく。
麺器には透き通ったスープと麺、そして堂々と横たわった天然海老が一尾。
麺は平型細めのちぢれ、加水率は高めでぴろぴろぷるぷるとした心地良い口当たりと弾力、噛めばもちもちぷっちんの程良い質感である。
スープは魚介類の風味が実にふくよか、噂では7種類の魚介類でとったダシに一晩中煮詰めた中華スープのブレンドだそうで、濃厚な風味に塩の優しい塩味とコクがすっきり沁みていく。
具材はチャーシュー、ワカメ、長葱、メンマ、玉子、海老。
チャーシューは豚肩ロースをレア様に仕上げたものを一切れ、むちむちと力強い弾力に滲み出る豚肉の旨味、ふくよかな塩味も重なり、上質な具材として好感触である。
ワカメはたっぷりと、そして滑らかな口当たりと風味を、長葱は白髪で麺に絡まりながら爽やかさを。
メンマは平型で5-6枚、しんなりとしながらどこかコリコリとした歯応えで良い箸休め。
玉子は半分に割られて半個分、白身は固めのぷりっと食感、黄身は全熟のしっとり質感でいわゆる茹で玉子で懐かしい。
海老は強烈インパクト、頭から尻尾まで丸々一尾で入っており、赤とした鎧の内側にはぶりっぷりの身が詰まり、塩味と風味をより含んだ具材からじわじわと旨味が滲み出ている。
味変として卓上のペッパーと唐辛子に頼る他ないが、スッキリと最後まで飲み干せるため、無用かも知れない。
海老が食べにくいので注意。