『らーめんせん家 南仙台店』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/11/11/100000
味噌らーめん 煮玉子トッピング
麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★
95点
人気No.1メニューに煮玉子をトッピングして。
丸みのある器にオーソドックスなルックス、野菜もたっぷり入っている。
麺は太めで丸みが強いストレート系、加水率は低めで表面ツルツル、噛めばがっしりとした強い歯応えの奥に、もちもちとした弾力で非常に食べ応えがあるが、麺を「食らってる」感を堪能出来る。
スープは味噌に魚介や鶏などの旨味が抽出されたまろやかな塩味とふくよかなコク、ほんのり甘味も香るサッパリとした味わいで、最後までクドくなく頂ける。
具材はチャーシュー、野菜、メンマ、そしてトッピングの煮玉子。
チャーシューは豚バラ肉を丸太切株様にロールして1cmほどにスライスして1枚、表面もほんのり炙られたお肉はしっとりとしながらホロホロと柔らかい質感、むっちりとした歯応えから滲み出る強い塩味と豚の旨味は極めて上質、ラーメン屋の域を超えている。
野菜はもやし、水菜、玉葱、人参、長葱とふんだん、そこに白胡麻も散らし、歯応えを残した野菜への絶妙な火の通し加減、素材の旨味も引き出しつつ、味噌スープとの味交換を執拗にやってのけている。
メンマは短冊型でオーソドックスな形が4-5本、くったりとしつつ若干の歯応え、適度な胡麻油の風味と甘味で味噌スープにも相性バッチリ。
煮玉子は丸々1個、『竹鶏ファーム』の新鮮玉子を使用している様で、白身は肉厚でやや硬めながらブリブリとした弾力、そして黄身は鮮やかなゴールドイエローでまったりとトロけ出した絶好の半熟加減、さらには付与された醤油系のコクのある塩味と卵黄の悪魔的で超濃厚な旨味に、ファームのクオリティを認めざるを得ない。
味変として卓上調味料を使用しても良いが、個人的には何も手出しする必要はないと言った代物である。