『らぁ麺09。』の“特製つけ麺 魚介”
『らぁ麺09。』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/06/25/100000
特製つけ麺 魚介
麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★★
90点
店舗イチ押しのつけ麺を頂く。
味は魚介、海老、辛、蟹の4種から選べ、麺量も200gと300gから選べる。
『特製』とはチャーシュー類増量、味玉追加がお得料金で頂ける。
黒いつけ汁と具材たっぷりの麺器が素早く提供される。
麺は中細丸型のややうねり、加水率は低めで全粒粉入り、冷水で締められて表面は固くパッツリ、噛めばもっもちの力強い弾力、そして麦の香り高い風味を感じる。
つけ汁は鶏ベースのスープに魚粉をたっぷり入れた魚介系、ややドロッとしたゆるさで濃厚なファーストタッチ、魚介の香りや塩味が強いもののクドさやエグみはほとんどなく、小葱も散らされて見た目以上にアッサリとした口当たりになる。
具材はチャーシュー類、メンマ、長葱、サンゴカイワレ、味玉。
チャーシュー類は煮豚風、鶏レア、ロースの3種につくねと多種多様。
煮豚風はじっくりと火が通って煮崩れもせず、全体に塩味がほんのり施されて豚の甘味も感じる上品な味わい、口当たりはむっちりとして肉肉しい。
鶏レアは鶏胸肉を低温調理した様な塊をスライス、表面には黒胡椒を塗して香ばしさと香り付け、しっとりむちっとした質感に鶏の旨味もシンプルに頂ける。
ロース肉は大きめにスライス、むっちりとした歯触りと弾力、そして適度な塩加減と肉味が徐々に主張され、やはりお上品な口当たりに。
つくねは小ぶりな塊ながら、中には軟骨も入り、やや粗めの力強い弾力の中にコリコリとした小気味良い歯応え、そして生姜の風味を携えて程良い塩味と肉の旨味を堪能出来る。
メンマは短冊型で3本ほど、しなしなとしても食感はコリコリ、甘めの味わいが良く、葱やカイワレはつけ汁に混ぜながら爽やかな辛味で整えてくれる。
味玉は丸々1個、割ってみると白身はプリっと固め、黄身は粘って伸びるくらいねっとりと濃厚、全体に甘めのカエシの様な味わいが付与されて非常に食べやすくて良い。
味変として酢は試していないが、黒胡椒はほんのり刺激的で味が締まる感じがするものの、あまり変わらないという印象。
割スープが提供されるが、スープというよりはお湯に近い味わいで、ただただつけ汁が薄まるという印象でも十分飲みやすくはなる。
麺とつけ汁がそれぞれは良いもののあまり絡まないために今ひとつな食後感になるのが残念。