『みなもと屋』の“みなもと豚つけめん”
『みなもと屋』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2020/11/09/100000
みなもと豚つけめん
麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★
90点
G系のつけめんに、チャーシューや味付玉子などのトッピングが盛られた『みなもと』シリーズを注文。
ニンニクか生姜、そしてその量を選べ、ここはG系らしくニンニクを“ふつう”で。
麺の量は並盛(200g)、大盛(300g)、特盛(400g)を同料金で選べ、この日は大盛をチョイス。
麺は中太でやや丸みのある角型ストレートややうねり、加水率は低めで芯を残した様なモチモチさと、プッチンとした歯切れ、そしてガシガシといったパワフルな歯応えで食べ応えあり。
つけだれは表面に脂の層が出来るほどのコッテリ感、それでいてトロンとして麺に絡み付き、G系よろしく豚の強烈な甘味と旨味、そこに醤油の濃い塩味。
そして小口切りの長葱と豚脂が多数浮き、プルプルジャクジャクの食感が纏わりついて良い。
具材は麺器にチャーシュー、野菜、味玉、ニンニクとたっぷり。
チャーシューは2種類で2切れずつ入り、“ももチャーシュー”と呼ばれる低温調理された豚ハムと“厚切りチャーシュー”と呼ばれる角煮風のブロック肉が豪快に。
“ももチャーシュー”は薄くスライスされ、やや乾き目ながらむっちりとした質感、“特製ダレ”と呼ばれる何かでじわりと広がる塩味を付与され、元気スパイス”と呼ばれる黒胡椒らの香辛料を塗したソレが軽やかな風味を加えている。
“厚切りチャーシュー”は角煮を2cm厚ほどに切り、表面を炙って歯触りは固めで噛めば脂身と肉身でジューシー、むちむちとトロトロの艶かしい食感からの味わいは僅かな塩味と豚の旨味程度と控えめながら、つけだれに浸せば絶品に。
野菜はもやし、白菜、味気はないがしっかり茹でられており、シャキシャキ食感はつけだれを通しても変わらず、豚の旨味を着込んで口に運ばれる。
味玉は丸々1個入り、白身はほんのり固めで黄身はとろける様な熟し具合、黄身の濃厚なコクに醤油系カエシの強い塩味をしっかりと受け継いでいる。
味変としては、つけだれにチョイスした刻みニンニクを加えてパンチを徐々に、さらに加えていったり、卓上のニンニク一味で辛味とパンチ、黒胡椒で香ばしさと刺激を追加する程度で良いか。
また後半クドさが増してくるが、割スープは魚介の香りが強いダシスープであり、薄めながら魚介豚骨を堪能出来るため、早めに投入しても良いだろう。
しかし、ややエグみも強いために煮干系が苦手な方は水で薄めても良さそう。