『ビブグルメン』の“ビブ中華そば”
『ビブグルメン』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2021/09/04/100000
ビブ中華そば
麺 ★★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★★
100点
中華そばのビブ=全部乗せを頂く。
麺は細麺と太麺がある様だが、何も言わないと細麺が提供される様で、大きな器に沢山の具材が入った豪華なラーメンが登場。
麺は細麺角型のストレート、加水率は低めでパツンパツンと非常に歯切れの良い歯触り、そしてしっかりとコシのある固め弾力で、全粒粉入りの自家製麺。
スープは「豚と鶏と4種類の魚介で取った」とあるが、正直何が何だか分からないくらい濃口で深みのある塩味が強く、豚の甘味も鶏のコクも魚介の淡麗さも全部入り混じった衝撃的な旨味が香る。
具材はチャーシュー、味玉、メンマ、海苔、長葱、カイワレ大根と多様。
チャーシューは2種類あり、バラが1切れと低温調理が3枚。
バラは豚バラ肉を角煮様に味を付けて煮込んだ後に、厚めにカットして炙られた様であり、質感はトロトロで脂はぷるぷる、口の中で優しくほぐれながら香ばしさとタレの甘辛さ、豚の甘味が溶け出していく。
低温調理は豚ロース肉様で3枚入り、ピンクの断面がスープから顔を出し、薄くスライスされるが弾力はモチモチでしっかりとしており、噛めば噛むほど塩味と旨味が滲み出していく。
味玉は丸々1個入り、割ってみると鮮やかな黄金色、白身は固めで黄身はグジュッと重厚質感、めんつゆの様な甘めのカエシダレが十分染み込み、甘くまろやかな味わいが実に至高。
メンマは穂先を使用し、大ぶりだがしんなりと柔らかく、それでいてシャキッと歯応えもあり、胡麻油の風味も爽やかで良い。
葱やカイワレ大根の食感や青味も軽やかで、濃口醤油に対して素敵なアクセント。
価格は高いが、この贅沢さと高品質さは是非とも味わって欲しい。