『麺屋三味』の“味玉塩ラーメン 細麺”
『麺屋三味』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2020/12/06/100000
味玉塩ラーメン 細麺
麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★
90点
塩ラーメンに味玉をトッピングしたラーメン。
スープは中の麺がハッキリ見えるほどの透明感、上には存在感溢れる具材が並ぶ。
麺は太麺と細麺をチョイス出来、ここは細麺を注文。
丸型のストレート、加水率はやや多めながら芯をほんのり残したやや固め、ツルツルとした通りにプッチン系の小気味良い歯切れ、スープもしっかり纏っている。
スープは塩ダレベースに鶏ガラの様な風味、麺は太麺と細麺をチョイス出来、ここは細麺を注文。あっさりしているかと思いきや浮かせた鶏油がこってり感をプラス、非常に深みのあるコクとまろやかな旨味、そこに生姜の香りがパワフルに響く。
具材はチャーシュー、白髪葱と小葱、メンマ、海苔、そして味玉。
チャーシューは大きめで丸型の薄スライスを1枚、豚バラの様な脂身の多さでしっとりむっちりとした柔らかさ、スープの塩気を吸い込んで豚の甘味とタッグを組む。
味玉はカットされた半分を浮かべ、白身はぷるぷふと柔らかく、黄身はどろりととろけるほどの絶妙な半熟具合、甘めのタレで漬け込んだであろう風味に卵黄の超絶なコクが加わり、絵も言われぬ極上の味わいを成している。
絡まる葱のシャッキリ食感と青さも丁度良く、メンマはしんなりとして控えめ、海苔もルックス要員だろうが良い箸休め。
スープは最後まで頂ける素敵な仕上がり、あまり食べない塩だが、この上品さとギャップは相当なクオリティ。