『柴田パン(パン・宮城県仙台市若林区連坊小路)』の“赤いたまご”
宮城県は仙台市若林区、地下鉄連坊駅のすぐ近くにオープンしたコッペパン専門店。
宮城県の代表的ベーカリーショップ『石窯パン工房ばーすでい』がプロデュースし、菓子パン風の“おやつコッペ”、惣菜を挟んだ“総菜コッペ”、総菜をサンドして焼く“パニーニコッペ”を各約20種ずつを取り揃える。
注文表に個数を記入して渡し、注文を受けてから客の目の前で挟むスタイルであり、岩手県の有名ベーカリー『福田パン』も同様の手法を取る(福田パンはオリジナルトッピングが可能)。
9時から17時30分までの営業となるが、閉店時刻より前に売り切れる事もあり、人気を裏付ける。
また毎週火曜日は定休日であるため、お忘れなく。
赤いたまご
甘味 ★
塩味 ★★★
酸味 ★
苦味 ★★
辛味 ★★
食感 ★★★★
85点
通常は黄色やレモン色といった玉子サラダを、コッペパンがしっかりサンド。
赤めの卵黄を使用していることからこの色合いの様で、そのせいか味わいにも玉子のコクや旨味がやや強く感じられ、クリーミーさよりもおかずとしての食べ応えを重視した様に、白身もやや大ぶりで弾けていく。
コッペパンは具材も入って太く長く、ふっくらとし、しっとりというよりはやや乾いた様な質感、それが頬張った時のどっしり感や弾力となり、食べ応えは充分にある。
麦の風味や香ばしさも心地良く、新店ながら円熟した様な味わいを醸し出している。