ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『麺屋ダダダ』の“ダダダの汁なし麺”

麺屋ダダダの詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/01/14/100010

 

ダダダの汁なし麺 味玉トッピング

 

麺 ★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★
卵 ★★★★
他 ★★★
75点

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すり鉢器を彩るカラフルな具材、特製の汁なしは見るからに未知数で摩訶不思議である。
麺は太めの平型ストレートでややうねりを伴い、極低加水のグニグニガシガシ系、粉気が強く歯が疲れるタイプ。

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スープは無いが、醤油が強めのカエシはトンコツの旨味も混じり、太麺に絡めば二郎系の雰囲気が一層強くなる。
具は盛りだくさんであり、海苔2枚、生卵を添えたもやしと揚げ玉、豚バラチャーシュー、味玉、角切りチャーシュー、サワークリームツナ、長葱、そして刻みニンニク。
2種のチャーシューはバラが1cm幅以上ありながらとろける口当たり、脂もしっかり甘味が感じて良い食べ具合、また角切りはカエシをまとった様な醤油の風味を纏い、むっちりと強い弾力で食べ応えあり。

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味玉は半分に切られて添えられ、黄身はとろけ出すほどの半熟具合であり、濃厚さは控えめにながら、ぷるぷるとした白身と熟した黄身とのバランスや軽い口当たりは、麺で疲弊した顎、スープで染められた舌にはステキなリセットメニュー。

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実は味玉を別で注文してしまっており、メニューの内容や絵面を知らないからの失敗であり、不親切だと思いながらもまぁあっても舌や腹的には困らないため、ただただ玉子を堪能する事にした。
シャキシャキのもやしはそのままでは生玉子が絡んだ程度で味気なく、揚げ玉も色の割には味が無いため。“豚そばタレ”なるほとんど醤油のカエシをかけたり、また卓上のスパイスをふりかけたりしても良いだろう。
サワークリームツナはなめらかな口当たりと際立つ酸味が印象的であり、研がれたマヨネーズと捉え、全体にまろやかさとコクとクドさを追加してくれる。
ニンニクはノーマルオーダーではあったが、丸々2個ほどが刻まれていたのだろう、独特のパンチある味わいは充分堪能出来るもの、辛味や苦味がやや強く感じ、少なめでも良かったかと後悔。
葱も鮮烈で瑞々しくほのかな甘味と強めの酸味があり、薬味としての役割は充分発揮している。
最後に具材やカエシが丼底に少々残るが、様々な味わいを吸った揚げ玉は程よくふやけて大々的に進化し、ここで生きてくるのかと納得させられた気がした。