『末廣ラーメン本舗』の“中華そば”
『末廣ラーメン本舗』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/03/10/100000
中華そば 味玉トッピング
麺 ★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★
90点
看板メニューの中華そばを頂く。
京都ブラックと呼ぶにはかなり濁った色合いのスープ、麺は見えないほど。
麺は中細角型のストレート、加水率はやや低めで表面しっかり、噛めばプッツリ、まさにそばと言った感じのもきもき質感が食べ応えを増す。
スープは豚骨ベースの濃口醤油、臭みなどは全て醤油に吸い取られたかの様な塩味だが、飲み口は見た目以上にアッサリとしてクドさはほとんどない。
具はチャーシュー、長葱、そしてトッピングの味玉。
チャーシューは豚バラ肉の薄切りが大量に投下され、おそらく15枚程度は入っており、煮込まれて締まったむっちり肉質にスープの塩味がじっとりと染み込み、豚の旨味を倍化させている。
長葱はくったりとしていて風味も食感も弱いが、食べ放題の分をセルフ投与すれば鮮烈な風味とジャキジャキ食感を何度でも堪能出来、相性は抜群である。
味玉は丸々1個が入り、割ってみると途端にトロンと流れ出る黄身のゆるさ、半熟というより1/4熟ほどのまったり具合は実に妖艶、そして濃いめの醤油風の塩味がじっくり染み付き、白身のぷりんぷりんの弾け具合と共に絶品の域である。
味変としては卓上の黒胡椒を加えて味に締まりと香ばしさを、唐辛子でピリッとした刺激が顔付きに変化をもたらすため、途中から投入するがよろし。