『麺屋久兵衛』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/02/15/100000
味玉つけ麺
麵 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★★
90点
1月にも関わらず気温も高かったのでつけ麺を味玉入りでオーダー。
味玉が入った大きな麵器、そして丸く深底のつけ汁が到着する。
麵は普通盛230gと大盛り300gが同価、以降の麵量は追加料金が発生し、大盛りでこの量。
麵は中太角型うねりストレート、加水率は低めで全粒粉入り、身がキュッと締まった様な表面の冷たさと固さ、噛むと力強い弾力のモチモチガシガシ系、全粒粉入りのためか歯切れはプツリと良好で香りも良い。
つけ汁は動物系に3種類の煮干しを用いたダブル、ややドロッとした様な煮詰め具合で旨味や煮干しの香りや醤油の塩味が凝縮、濃厚な味わいで強力麵にも負けないパワフルさがある。
具はつけ汁の中にチューシュー、メンマ、葱、そして味玉。
チャーシューは豚バラ肉を角煮の様な直方体に形成し、しっかり煮込んだ後にほんのり炙って身はもっちもちのぷっるぷるのとっろとろ、濃厚つけ汁の味わいと豚肉の甘味がマッチして良い。
メンマは細切りにされて8本程度、味わいはつけ汁に負けてしまうが適度なコリコリポリポリ感、葱もつけ汁を含みながらほのかな青味や風味を運んでくれる。
味玉は丸々1個、割ってみると濃厚な黄身がどろーり、白身の程良い弾力と共に濃厚な黄身がまったりと、つけ汁にも染まらずに醤油の純粋な塩味が付与されている。
濃厚なために後半はやや飽きとクドさ、えぐみが強く感じられ、味変としての卓上調味料では一味唐辛子が程良い刺激で良いが、出来ればフルーツ酢等もあるとさっぱり感が増したり、もしくは割スープを注いでもらったりしても良いかも知れない。
割スープを注がれた後に柚子の香りがふんわりと、最後は優しく軽やかに頂け、総合点としてはまずまず高い印象。