『井村屋』の“チーズテリーヌアイス”
井村屋
チーズテリーヌアイス
95点
井村屋から上質なチーズケーキアイスが登場。
蓋を開ければ一面こんがり焼かれた様なキャラメルカラーのチーズソース、下にはたっぷりチーズアイス、そして底にはどっぷりチーズケーキの三層構造になっている。
チーズソースは固めでかっちり、溶け出してまったり、チーズの濃厚で芳醇な風味、コク深い甘いがぶわりと広がる。
チーズアイスはむっちりと重厚、バニラビーンズも含んだふくよかな風味とミルクのすっきり感で、上質で爽やかな後味に。
チーズケーキはベイクドやブラウニーの様な固めでむちむちな質感、香ばしさとほろ苦さ、そして塩味も伴うチーズの風味が全体にアクセントの様に光る。
様々なチーズの旨味を堪能出来る贅沢なアイス。
『げっくりかっくりすいようび』の“肉丼”
『げっくりかっくりすいようび』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/01/13/100000
肉丼
100点
ご飯物メニューのひとつ。
やや小ぶりな椀に白米230gほど、そこに味付けされたチャーシューがてんこ盛り、上に長葱が添えられている。
チャーシューは豚バラ肉とロース肉の2種であり、1枚大きくのっている物もあれば、細切れになっている物もあって様々。
バラ肉は脂身も柔らかくしっとりむっちり、ロース肉は肉身が締まってむちむちと、双方弾力があって食べやすく、砂糖や醤油などで甘辛く濃い目に付与された味わいで白米が進み過ぎる。
白米にもタレが染み込んで既に絶品、長葱の青味や辛味がほんのりクドくなった味わいに爽やかさをもたらすが、もう少しあっても良いかなと思うほどである。
また、味変ではないが卓上調味料のからい味噌が相性抜群であり、コク深い辛味と塩味のバランスが取れた味わいが豚肉に本当に合うため、白米をもはや追い越してしまう。
コストはかかるが量は多いしクオリティも高い、至極の一杯である。
『げっくりかっくりすいようび』の“味玉入り中華そば”
『げっくりかっくりすいようび』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/01/13/100000
味玉入り中華そば
麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★
玉 ★★
他 ★★★
95点
ノーマル中華そばの味玉入りを注文。
摺鉢状の大きな器に昔ながらの中華そばが浮かぶ。
麺は極細のストレートややうねり、加水率は高め、表面はぷるぷるながら芯が残ったぷっつり系、むちむちシコシコという小気味良い食感で食べやすく、量も多い印象。
スープは魚介と動物系の醤油、程良く透き通ってスルリとした口当たりと喉越し、あっさりとしながらまろやかで濃厚なコクが力強く、旨味が爆発するかの様な衝撃がある。
具材はチャーシュー、メンマ、長葱、海苔、そしてトッピングの味玉。
チャーシューは豚バラ肉が1枚にロース肉が2枚の計3枚、角煮様の豚バラ肉は脂身ぷるぷるでしっとりむちむち、ロース肉は締まった肉質でむっちりと弾力も強く、ほんのりと塩味も効いて異なる旨味も十分に。
メンマは角柱に近い平型が5本ほど、胡麻油の風味もほどほどに、しんなりとしながらクニクニの質感が良い箸休め。
長葱は輪切りでこんもりと、フレッシュで爽やかな青味と辛味が味わいを締め、1枚の海苔はしっとりとしては磯の香りを存分に発揮している。
味玉は半分に割られて1個分、白身はぷりぷりで固め、黄身は3/4ほど熟したゴールドオレンジでむっちりと、味わいはほとんどなく、敢えて頼む必要はないだろう。
味変としては卓上の調味料が適しており、ブラックペッパーで香ばしく、からい味噌はコク深く辛味も増して非常に良好、おろしニンニクはパンチ力アップで物足りない方にオススメ。
それでも至高のスープで最後まで十分過ぎるほど楽しめる、中華そばの中でもハイクラスな一杯。