『maison cœlacanthe メゾン シーラカンス』の“オペラ”
『maison cœlacanthe メゾン シーラカンス』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/10/03/100000
オペラ
甘味 ★★★★★
塩味 ★
酸味 ★
苦味 ★★★
食感 ★★★★★
90点
フランスの伝統菓子のひとつ。
上からチョコレートババロア、そしてコーヒーバタークリーム、ガナッシュ、コーヒーバタークリーム、ビスキュイ・ジョコンドという構成。
カットしようとするとじんわりと滲み出て来るリキュール、レミーマルタンというブランデーの様で、ババロアのぷるぷる感と粘り気の下はバタークリームがもったりと、ガナッシュやビスキュイ・ジョコンドはじゅわじゅわとした水分含有量の多い質感になっており、妖艶で甘味の強い香りが立ちこめる。
レミーマルタンの風味が全体を彩りながら、コーヒーのほろ苦さと酸味にクリームのコク、ガナッシュやババロアから濃厚なチョコレートの風味とが複合的に重なり、背徳的な口当たりと食後感さえも味わえる。
大胆さの中に繊細さも見え隠れするお菓子。