『自家製麺 鶏そば いちむら』の“レアチャーシュー丼”
『自家製麺 鶏そば いちむら』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2023/01/01/100000
レアチャーシュー丼
95点
ご飯物メニューのひとつ。
小ぶりな椀に暴力的なほどのルックス、下には白米180gほど、そしてレアチャーシュー数枚に卵黄と小葱がデコレーション。
レアチャーシューは余程の低温調理なのだろうがまさしくレアであり、冷えて肉質も締まった豚バラと豚ロース部分が混在し、ムチムチと、そしてしっとりとした口当たりで逆に吸い付いてくる程である。
また塩と黒胡椒は揉み込まれており、程良い塩味と香ばしさ、豚の甘味と野生的な風味も合わせて上質な味わいに仕上がり、そこに甘味の強いカエシ風タレも回し掛けられ、白米が進まないワケがない。
さらにさらに卵黄という悪魔的な代物もあり、蔵王滋養卵の濃厚卵黄を割れば濃度の高そうなまったりまろやか質感、肉にも米にも絡まって悪魔が凶暴化していく。
小葱が僅かな青さを運んでくれるが、凶暴な悪魔の前には空気に等しく、もはや彩り担当で留まってはいる。
白米にもタレは染み込んでいるためにそのままで十分なのだが、卵黄が濃厚なためか塩味がやや足らない印象もあるため、卓上の胡椒類か、券売機付近にある追いラーメンダレを使用する事も良い選択か。
やや高値で量も多いため、それなりに覚悟して注文しよう。