『らーめん本竈』の“塩海老わんたん麺 味玉入り”
『らーめん本竈』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2022/05/04/100000
塩海老わんたん麺 味玉入り
麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★
他 ★★★★★
90点
自慢の塩ラーメンに自慢の海老わんたんと味玉をトッピングしたラーメン。
底が小さい逆円錐系の器に、麺が見えないほどの具材が盛られて提供される。
麺は中細角型のストレート、加水率はやや高めで全粒粉入り、歯触りはふわふわで歯切れはプッチン、噛めばもちもちという優しい食感に北海道産小麦『春よ恋』の香りも爽やかに。
スープは透き通るほどの美しさ、鶏脂も浮いてややまったりとした口当たりから淡麗な魚介の味わい、そしてじんわーりと塩ダレの塩味が奥から感じられ、まるでお吸い物の様な上品な旨味が麺に優しく絡む。
具材はチャーシュー、メンマ、水菜、そして海老わんたんに味玉。
チャーシューは低温調理されたまさに豚レアハムが薄くスライスされて2枚、じっくり染み込んだ塩味と胡椒の香り、そして豚本来の上質な旨味がしっかり味わえ、一品料理として完成形に近い。
メンマは太めの角柱型でややしんなりとしては歯応えはカリコリと力強く、もはや竹の香りや風味すらする様なワイルドさも感じる。
水菜のシャキシャキ感と青味は淡麗な味わいを一層強くする。
海老わんたんは3つ入っており、生地はぴろぴろのぷるぷるで口の中に吸い込まれ、もっちもちの食感から中の海老団子が顔を出し、ぶりんぶりんと歯応えと共に海老の香りと豚肉の旨味とのマリアージュが凄まじい。
味玉は丸々1個、白身は固めでぶりっぶり、黄身は鮮やかなゴールドイエローで僅かな熟し加減、塩ダレが染み込んで塩味がほんのりと。
味変のホワイトペッパーで刺激や味の締まり、香ばしさなどがプラスされるが、なくても最後まで十分堪能出来る。